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毎日のコーヒー代、1カ月でいくら使っている?
仕事のお供にコーヒーが欠かせないという人も多いでしょう。
おいしいコーヒーは仕事の能率も上がり、いいリフレッシュになりますね。
しかし、毎日コーヒーショップで購入すると、一カ月に換算した場合まとまった金額になります。
このように毎日のルーティンは「浪費している」という感覚がないので支出が見えにくく、実は毎月の収支において大きな割合を占めていることもあるのです。
そこで本記事では、主なコーヒーショップやコーヒー取扱店で、スタンダードなブラックコーヒーを購入した場合の費用についてまとめてみました。
コーヒー貧乏にならないように、毎日のコーヒー代を見直してみましょう。
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目次
コーヒーショップの場合
コーヒーといえばやはり専門店のものがお気に入りという人も多いでしょう。
コーヒーの専門店というだけあってそれぞれお店独自のこだわりがありますが、料金はどうでしょうか。
スターバックス
スターバックスといえば、誰もが知る世界的なコーヒーブランドです。
アメリカ生まれの元祖シアトル系コーヒーで、全世界でなんと3万4000を超える店舗数を誇ります。
日本でも1800店舗以上を展開し、季節のフラペチーノのファンという人も多いのではないでしょうか。
スターバックスコーヒーで販売している、「ドリップコーヒー」のトールサイズは390円(税込)です。
トールサイズは350mLなので100mL当たり111.4円ということになります。
さらにこのコーヒーを1ヶ月(20日間)購入した場合、7800円です。
またドリップコーヒーの場合、購入日当日であればレシート持参で2杯目のドリップコーヒーを162円(テイクアウトの場合)で購入することもできます。
1杯あたりの値段は高くても、コーヒーは2杯以上飲むという人にはお得ともいえるでしょう。
ドトール
ドトールは株式会社ドトールが経営する日本生まれのコーヒーブランドです。
47都道府県すべてに店舗を展開しており、その系列店も含めてその総数は1200店舗を超えています。
駅やガソリンスタンド、商業施設への出店が多く、通勤途中に購入しやすいコーヒーショップといえるでしょう。
ドトールコーヒーの「ブレンドコーヒー」はⅯサイズが300円(税込)です。
アイスコーヒーのⅯサイズは200mLなので、100mLあたり150円、一ヶ月購入した場合の費用は6000円になります。
タリーズ
タリーズコーヒーはアメリカ生まれのシアトル系コーヒーで、アメリカでは2018年にすでに閉店していますが、日本ではブランドライセンス供与の形で、伊藤園の子会社である日本タリーズが店舗展開しています。
現在の店舗数は約700店舗にのぼります。
タリーズではコーヒーショップの中でもカフェメニューに力を入れているので、ランチ利用をする人も多いのではないでしょうか。
そんなタリーズの「アイスコーヒー」はトールサイズが400円(税込)です。
トールサイズはスターバックスと同様に350mLですので、100mLあたり114.2円となります。
一ヶ月分だと8000円です。
コメダ珈琲
コメダ珈琲は喫茶店文化が根付いている名古屋で生まれたコーヒーショップです。
誰もがくつろげるリビングのような空間や、迫力のあるフードメニューが人気で、名古屋にとどまらず、現在は全国で900店舗を展開しています。
コメダ珈琲の「コメダブレンド」は店舗によって値段が異なります。
最安値が460円(税込)、最高値が700円です。
こちらのコーヒーは1杯が190mLなので、460円で販売している店舗で購入した場合は100mLあたり242円、一ヶ月だと9200円になります。
ファストフードコーヒーの場合
最近はファストフードでもカフェ顔負けの質の高いコーヒーを提供しています。
朝食をファストフード店で食べてからコーヒーを買う人もいるのではないでしょうか。
マクドナルド
マクドナルドは世界展開しているハンバーガーチェーン店です。
2008年からコーヒー部門にも力を入れ始め、利用客の声によってリニューアルも繰り返しています。
さらに「マックカフェ」というワンランク上のカフェタイムを楽しめる新業態店舗も展開しており、専任バリスタが常駐するなどコーヒーへのこだわりのあるコーヒーを提供しています。
マクドナルドで提供している「プレミアムローストコーヒー」はⅯサイズが180円(税込)です。
Ⅿサイズは300mLなので、100mLあたりの値段は60円です。
毎日購入した場合は3600円になります。
モスバーガー
モスバーガーは日本生まれのハンバーガーチェーン店で、日本人の味覚に合わせたハンバーガーを数多く世に出してきました。
モスバーガーのコーヒーのこだわりは「ハンバーガーに合うコーヒー」で、ハンバーガーの味を邪魔しないコーヒーであるという点です。
かといってけっしてハンバーガーのおまけではなく、豆の産地やブレンド、焙煎も厳選したこだわりのコーヒーを味わうことができます。
モスバーガーの「ブレンドコーヒー」は1杯280円(税込)です。
ブレンドコーヒーは1杯180mLで、100mLあたり155円、1カ月あたりでは5600円になります。
また、購入時のレシートを持参すれば、当日に限り2杯目のおかわりが100円となるので、とてもお得です。
ミスタードーナツ
ミスタードーナツはダスキンが経営するドーナツショップで、日本で一番なじみがあるドーナツといっても過言ではないでしょう。
ミスタードーナツではカフェメニューも充実しており、ドーナツによく合うコーヒーを提供しています。
ミスタードーナツの「ミスド ブレンドコーヒー」は1杯270円(税込)です。
ブレンドコーヒーはテイクアウトカップで1杯約200mLで、100mLあたり135円、1カ月あたりでは5400円になります。
また、店内で飲む場合は1杯275円(税込)ですが、店内飲食に限りおかわりが自由という特徴もあります。
テイクアウトしてオフィスで飲む場合はこの恩恵が受けられませんが、仕事の休憩中に店内でコーヒーを楽しむことを日課にしている人にとっては嬉しいサービスといえます。
コンビニコーヒーの場合
都心でも地方でも気軽に購入できるコーヒーがコンビニのコーヒーです。
便利で手軽なコーヒーはいくらになるのでしょうか。
セブンイレブン
セブンイレブンでは1980年ごろから店頭でコーヒーの販売をしていましたが、2013年からメニューを一新して「セブンカフェ」を始めました。
発売から1年間で累計販売数が3億杯を達成し、コンビニコーヒーの地位を確立しています。
セブンイレブンの「ホットコーヒー」はRサイズが110円(税込)です。
Rサイズは180mLですので、100mLあたり61円、一ヶ月では2200円となります。
ファミリーマート
ファミリーマートでは、2012年から「ファミマカフェ」をスタートさせました。
ファミリーマートではドイツ式のエスプレッソマシンを使って一杯づつその場で挽くコーヒーを提供しているので、挽きたて・淹れたてのおいしさが味わえると人気です。
ファミリーマートの「ブレンド」コーヒーのⅯは210円(税込)です。
Ⅿサイズは220mLですので100mLあたり95円です。
一ヶ月では4200円になります。
ローソン
ローソンでは、2011年から店内コーヒー淹れたてサービス「マチカフェ」を始めました。
ローソンでは豆へのこだわりだけでなく、社会・環境への配慮も徹底しているこだわりのコーヒーを提供しています。
ローソンの「コーヒー」Ⅿサイズは180円(税込)、容量は250mLです。
つまり100mLあたり72円、一ヶ月では3600円になります。
ミニストップ
ミニストップでは2015年から「ミニストップカフェ」を本格展開させました。
従来から力を入れていたスイーツとの相性を考えて作られてたコーヒーで、豆や淹れ方にも独自のこだわりがあります。
ミニストップの「ホットコーヒー」はⅯサイズが180円(税込)です。
内容量については非公開となっています。
また一ヶ月あたりは3600円です。
自宅でコーヒーを作った場合
最も手軽なコーヒーといえば、自宅で淹れるコーヒーでしょう。
自宅で淹れたコーヒーをマイボトルで持参した場合はどうなるのでしょうか。
インスタントコーヒー
スーパーマーケットに行くと数多くのインスタントコーヒーが並んでいます。
今回は一例としてUCCが販売している粉コーヒーを例に挙げてみます。
「UCC職人の珈琲 深いコクのスペシャルブレンド240G」はオフィシャルサイトで646円(税込)で購入することができます。
粉のインスタントコーヒーを淹れる場合、160mLのお湯に対して約10gの粉コーヒーが必要です。
つまりコーヒー1杯あたりの値段は26.9円となり、100mLあたり16.8円となります(※水道代は含まず)。
そのため一ヶ月では538円です。
ネスカフェドルチェグスト
家でもちょっとリッチなコーヒーをお手軽に楽しみたい人におすすめなのが、カプセルをセットして一杯づつ淹れるネスカフェドルチェグストです。
コーヒーの種類は数多くあり、スターバックスとのコラボ商品もあるので、家庭でも本格的なコーヒーを楽しむことができます。
ネスカフェドルチェグストの「レギュラーブレンド」は公式オンラインショップで16杯分が1185円(税込)で販売されています。
1杯あたり120mLのコーヒーを淹れることができるので、1杯あたりの値段は74円、100mLあたりは61.7円です。
一ヶ月で1480円ということですね。
コーヒー価格早見表
ここまでそれぞれのコーヒーの特徴と値段をみてきましたが、分かりやすく表で比較してみましょう。
ショップ名 |
コーヒー名 |
1杯の価格 |
100mLあたり |
一ヶ月の合計 |
スターバックス |
ドリップコーヒー |
390円 |
111.4円 |
7800円 |
ドトール |
ブレンドコーヒー |
300円 |
150円 |
6000円 |
タリーズ |
アイスコーヒー |
400円 |
114.2円 |
8000円 |
コメダ珈琲 |
コメダブレンド |
460円 |
242円 |
9200円 |
マクドナルド |
プレミアムローストコーヒー |
180円 |
60円 |
3600円 |
モスバーガー |
ブレンドコーヒー |
280円 |
155円 |
5600円 |
ミスタードーナツ |
ブレンドコーヒー |
270円 |
135円 |
5400円 |
セブンイレブン |
ホットコーヒーR |
110円 |
61円 |
2200円 |
ファミリーマート |
ブレンドⅯ |
210円 |
95円 |
4200円 |
ローソン |
コーヒーⅯ |
180円 |
72円 |
3600円 |
ミニストップ |
ホットコーヒーⅯ |
180円 |
= |
3600円 |
UCCインスタント |
深いコクのスペシャルブレンド |
26.9円 |
16.8円 |
538円 |
ドルチェグスト |
レギュラーブレンド |
74円 |
61.7円 |
1480円 |
このように比較してみると、自宅で淹れるコーヒー以外でコスパがいいのはマクドナルドとセブンイレブン、ローソンのコンビニコーヒーであることが分かります。
まとめ
毎日飲むコーヒーのコストパフォーマンスについて調査してみました。
コーヒーを飲むことで仕事を頑張れるのであれば、多少費用はかさんでも「投資」として必要なのかもしれません。
しかし、一杯のコーヒー代は安くても、一カ月、一年単位で計算するとかなり大きな金額になります。
金額と好みのバランスを考えて、自分に合ったコーヒーを仕事のお供にできるといいですね。
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この記事を書いた人
ライター
渡辺あい(わたなべ あい)
銀行員として勤務の後ライターへ
4人の子供の母としてもお金の観点を持つ事が出来るのが記事の魅力。
FPの資格を活かした金融の記事に定評がある。
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