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貯蓄

お金持ちは足元を見る

お金持ちは足元を見る

商売の世界で使われると、この言葉の意味は弱みに付け込む事を指すわけですが、今回話をさせて頂く事は少し違います。言葉の意味のまま足元を見る話です。
お金持ちは付き合う相手の足元を見ています。
どんな靴を履いているのか、汚いのか、綺麗なのか、高価なモノか安物なのか。
営業の世界では靴の汚い営業マンは売れないとよく言われています。
これは営業の世界に限らず、靴が汚い人は仕事が出来ないとも言われています。
一体何故なのでしょうか?
今回のコラムでは何故お金持ちは足元に注目しているのか解説していきます。

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・靴でその人が分かる

綺麗なスーツを着て高い鞄を持ち歩いていても靴が汚い人はいるものです。
靴のケアはどうしてもおざなりになりがちで、意識的に綺麗にしていないとすぐに汚れてしまうものです。
この事から靴が綺麗であるという事は、日頃から足元にも気を払っている事になり、仕事のパートナーとしても気を使える人物だと言える訳です。

果たしてそれは本当に相関性があるのでしょうか?皆さんは靴のケアというと何をしているのかご存じでしょうか。女性の方だといまいち分からないかもしれませんが、男性の紳士靴のケアは結構面倒です。例えばピカピカの革靴を履いているビジネスマンを例にとりましょう。

靴は黒の内羽キャップトゥー、よくあるタイプのドレスシューズです。綺麗に磨かれて、光っていますね。

買ったばかりは皆この状態ですが、履いているうちに汚れていきます。先ず、靴は踵が減っていきます。

踵が斜めにすり減った靴を履いている人を良く見かけるかと思います。後ろから見ると一目瞭然ですよね。
踵のパーツをトップリフト、または化粧と呼びます。
紳士靴はアウトソールと呼ばれる底材が靴の地面側についています。
この面が地面と接するので摩擦によりすり減っていくのです。
アウトソールは革製であったり、ゴム製など種類がありますが良し悪しとは関係ありません。
ゴム製の方が持ちが良く水に強いです。革製を選ぶのは意匠に対する拘りです。固いプラスチックのような合成樹脂の底材を使っている靴もありますが、これは経年劣化で割れる為安い靴に使われます。
底材のかかと部分は積み上げと呼ばれる皮を重ねたパーツで高さを作り出しています。そして、最もすり減る積み上げの一番下にトップリフトを釘で打ち付けます。
最近の靴では釘は飾りとしての名残に過ぎず、接着剤で付けている場合が殆どです。
このパーツがすり減るのは避けられない事です。歩く際に踵をけるので最も摩耗します。

ですので、こまめにリペアに出して交換しなくてはいけません。
踵が減っていない靴を履いているという事は新しい靴を履いているか、この化粧を修理しているかという事になります。
靴を修理に出すというのも手間がかかるものです。
修理している間他の靴を履かないといけませんから、複数の靴を所有していないといけません。靴を一足買って履きつぶしてから次を買うような人は修理に靴を出す事は出来ませんね。

トップリフトをケアしているという事だけでローテーションさせながら使うだけの複数の靴を所有している事が分かります。
靴の汚れはシュークリームとブラシでケアしています。
シュークリームは靴墨ですね。それを豚毛のブラシでブラッシングします。

ブラッシングの作業自体は大変なものではありません。ただ、手が汚れますし、習慣にしていないと億劫なものです。

靴墨を用意して、ぼろ切れを出してきて靴に塗ってブラシする。
その後汚れた手を洗って、靴は初めて綺麗になるのです。
いつ見ても靴が綺麗という事は週に2度履く靴なら月に1~2回は磨いている事でしょう。

平日仕事をして、週末ようやく休みだと言うサイクルの中で大した事では無いとは言え結構面倒な作業です。
これが習慣化されているという事は長い事紳士靴を丁寧に扱ってきている事が分かります。

他には靴が反り返っていたり、しわが深く刻まれている靴も見かけます。
靴のしわが靴を横断して深く刻まれている場合、履いている靴が大きいのです。
何故サイズの大きな靴を履くのでしょうか?
それは靴ひもを解かなくても脱ぎ履きするのに便利だからです。
この事から靴に大きなしわが無いという事はサイズぴったりの靴を履かなくてはならず、サイズぴったりの靴を脱ぐには靴ひもを外さないといけません。

サイズぴったりの靴を履いているかどうかはしわのつき方で分かり、ぴったりの靴を履く人物は自宅に帰った際に靴ひもを解いて靴を脱いでいる事が分かります。

沢山の人が玄関で靴どうしをこすり合わせて脱いでいませんか?
そうすると靴の踵に傷がつきます。
靴を脱ぐ際は靴ひもを解いて、手で抱えて脱ぐ事で踵に傷がつきません。
踵が潰れているのは論外だとして、靴の踵が傷だらけの人は脱ぎ方が分かってしまいます。

もう一つが反り返った靴を履いている人ですが、これで保管方法が分かります。
靴は歩いていく中で湿気を帯びていきます。
靴は返りと呼ばれる仕様により歩きやすいように反り返る形で作られています。
一日中歩いて湿気を帯びた靴をそのまま放置すると反り返った靴の形が定着してしまいます。

それを避けるにはシューキーパー(シューツリー)という木製の型を靴に履かせて保管します。
反り返った靴を元の形に保つために木型を履かせているのです。
一日靴を履いて下駄箱に戻す際にこのキーパーを履かせるのですが、これも習慣にならないと中々続きません。
折角シューキーパーを買っても使っていない人も沢山いる事でしょう。
冠婚葬祭用の靴だけがシューキーパーを履いていて、普段使う靴はほったらかしと言う人も多いかと思います。
靴に傷が無く、綺麗な形で履かれているという事は毎日脱ぐ際に靴ひもを解き、シューキーパーを履かせて下駄箱に格納している事が分かるのです。

・靴は人を表す成功と靴

如何でしょうか?
靴を綺麗に保つことが結構大変だと思いませんか?
この事を知っている人からすると靴を綺麗に履いている人はこの面倒な作業を怠っていないという風に映る訳です。

靴が綺麗であるという事は面倒でも手を抜かず、手間を惜しまず気を使う事が出来る事の証明でもあるのです。
靴が汚いという事はそういった事に気を払わないという事です。
紳士靴のケアをそもそも知らないのかもしれませんし、知っていたとしても面倒なのでやらないのかもしれません。

それなりの立場の人間ともなれば靴が汚い事はみっともない事です。
ケアを知らないのであればこれまでに気が付く機会が無かったという事です。
靴が汚い事が相手にどんな印象を与えるのか考えた事も無いという事になります。

見る人が見れば稚拙だなとか、気が利かないのだろうなと思われてしまいます。
面倒だからやらないという事はズボラなのかなとか、適当でもいいのだろうなと思われる事になります。

「身なりに気を遣う」ビジネスマンなら誰でも言われてきた事の中で最も守る事が難しいのが靴なのです。
なので、靴を見ればその人間がビジネスマンとしてどれだけ気を使っている人間なのかが測れるという事になるのです。

靴が汚いのを見ると「自分もそのように扱われるのかな」と相手は思うかもしれません。
世間に一定数靴の状態で人を測る人間がいる事が分かっていながら、それでも靴が汚いとしたら、あなたはそのビジネスパーソンが優れていると思うでしょうか?
足元を見るというのは靴を見る事です。
靴を見ればその人物が信用に値するかどうかの一つの判断材料にはなるでしょう。
スーツやバッグと違い付け焼刃で綺麗にしておけるものでは無いのです。

・靴の選び方、手入れの方法

もし、このコラムを読んで靴を綺麗に保つ事に興味の湧いた方は下記の事を気にしてみてください。

この段落は選び方と手入れについて書きます読み飛ばしても構いません。

ビジネスシーンで使われる靴は黒のオックスフォードやキャップトゥーと呼ばれるシューズです。サイズ感は履いて確認します。
シューズを履く際には「シューホーン」(靴ベラ)を使い、踵を踏まない様に気を付けます。少しきつく感じる位が良いでしょう。
初めてで自信が無ければシューフィッターに選んでもらいましょう。
靴の専門店で買う事は勉強にもなるのでお勧めできます。
靴はこの黒い靴をまずは3足程度揃えます。
毎日同じ靴を履くのは傷みが早くなりますからNGです。足の臭い人は多くの場合足が臭いのではなくて、靴が臭いのです。
毎日同じ靴を履いていると靴が乾かないので雑菌が繁殖します。それが臭いに繋がります。

シューキーパーは持っている靴の数だけ揃えて下さい。全ての靴に履かせておくと良いでしょう。
プラスティックの羽を曲げるタイプがありますが、あまり意味がありません。木製の木型のようなタイプが良いでしょう。あまり高額なもので無くて良いと思います。

靴磨きは汚れが気になったら行いましょう。
一足ずつより、磨くときは全ての靴を磨いた方が手間が無くて良いと思います。
シュークリームはどこのものを購入しても良いです。
モゥブレイ、コロンブス、サフィールなど色々ありますが、最初は気にせず選んでよいでしょう。しかし、必ず「シュークリーム」を選んで下さい。

特にワックスを間違えて買う人がいますが用途が全く違いますから、気を付けて下さい。
ワックスは丸い缶に入っていて、良く似ていますが、これは靴を光らせるためのものです。液体のものでスティック状のものもダマになりやすいので、避けた方が無難です。小さな瓶に入ったタイプが扱いやすいでしょう。

ブラシは豚毛のものを選んで下さい。
他に馬毛のブラシがありますが、これは汚れを払う用途のものです。
靴磨きではクリームを塗りこむのに豚毛のブラシを使います。
硬さが違うので触れば分かります。習字の筆のようにやわらかいのは馬毛です。デッキブラシのように固いものが豚毛のブラシです。

トップリフト修理は踵のゴムの部分が削れて次の積み上げにかかるまでに行います。
横から見て革の部分も削れていきそうになったら交換のタイミングです。
トップリフトの交換は安価に出来ます。駅などのスピード店で行う事で十分です。勢いでどれもこれも揃えるのではなく、出来る事から始めて下さい。

大切な事は習慣にする事です。最初は靴の脱ぎ方から気を付けてみても良いでしょう。
所作は身につけるものです。
当たり前になれば手間も感じません。
ドレスシャツ(ワイシャツ)を着るのが面倒だと感じますか?
毎日の事になっている人は慣れてしまって面倒だと思わないのではないですか?
でも、子供の頃はボタンのシャツは面倒で敬遠していたでしょう。
一見手間に思える事も習慣となれば続けていけます。靴を綺麗に履く事は大変な事に映るかもしれませんが、慣れてしまえばなんて事ではありません。

・何故ウルトラ金融大全で靴の話をするのか?

足元を見る事がビジネスマンを測る指標である事を説明しました。
あなたに投資の話しや資産運用の話をしている人の靴は綺麗ですか?

儲け話に目が眩み相手を見る事を疎かにしてはいないでしょうか。
資産運用の話をするセールスパーソンの足元がどうして大切なのか、このコラムで分かったかと思います。
あなたを騙そうとする人がいるとして、その人の靴がピカピカだったら?確かに、見極めは難しい事です。

しかし、いつでも靴を綺麗に保てるような人は有能な人が多く、わざわざ詐欺会社に勤めなくても生きていける事でしょう。
絶対の指標となる訳ではありませんが、かなり有用な指標となるはずです。

投資を考える時、全ての取引を独力で行う事は難しいでしょう。
株や、投資信託はインターネットを使って単独で解決出来ることかもしれません。
しかし、不動産などを検討する場合はセールスパーソンと関わる事になるでしょう。

足元に気を付けるだけでリスクヘッジが出来るなら安いものです。
今後の投資検討で是非とも足元を気にしてみて下さい。
勿論靴が潰れるほど営業しているという人もいるでしょうし、必ずしもすべての事例で言える事では無いかもしれません。しかし、経験的には優れたセールスパーソンは一様に足元に注意を払っていますし、靴が綺麗なだけで、気の利かない人間というものは余り見かけません。皆さんも是非とも活用してみて下さい。

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この記事を書いた人

佐藤大介

ライター

佐藤大介(さとうだいすけ)

ウルトラ金融大全局長
ウルトラ金融大全の監修を務めます。
金融リテラシーを高める為、セミナー講師として活動。
「超一流の口だけ男」と評される氏のセミナーは非常に分かりやすく、何度も受講するファンが沢山います。
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