公開日:
貯蓄
お金持ちとブランド品、貧乏人との違い
最近流石にそこまでという人は減ったような気もしますが、全身ハイブランドコテコテの人っていますよね?
著者は「うぉ~すげ~」という感想と同時に「本当にお金持ちなのかな?」と疑問を感じてしまいます。
古代中国の法家である韓非子は「真に価値ある宝玉は装飾を施す事でかえってその価値を損なう」と説いており、ブランドコテコテの人の心理としては本当の自分の価値に自信が無くてそれをブランドの力を借りて補っているという心理が働いているのかもしれません。
富裕層の人はその余裕やゆとりから案外ハイブランド品に興味がない人が少なくありません。
今回はこの富裕層とそうでない人の違いにフォーカスして解説したいと思います。
ウルトラ金融大全が動画で見れる!
お金の事が分かる!増やせる!無料動画が公開中!
まずお金持ちってなに?
お金持ちの定義とは何でしょうか?
お金持ちの定義というのは曖昧なものですが、資産1億円以上が多くの場合で言われているお金持ちの定義として良いでしょう。
資産1憶というと不動産、キャッシュ、債券、株式などの金融資産を意味しており、資産から負債を除いた残りの純資産が1憶円以上ある事を指します。
実際に日本においての資産家の割合は約2.7%と言われています。
野村総合研究所(NRI)が2023年に発表した調査結果によりますと、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計されました。
下記の表をご覧ください。
純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数
※参照先より再作成
赤字で表示している部分が資産家に分類されます。
全体から見ると非常に少ない割合である事が分かります。
対してマス層となる3000万円未満は割合で言えば8割にも及び、日本全体の殆どの世帯がこのピラミッドの最下層であるというのが現実なのです。
さらにそのマス層の中でも金融資産が100万円未満の世帯は世帯全体の37.5%であるという調査結果もあります。
例えば生活保護受給率は1991年度から2021年度にかけ2.5兆円も上昇していて、日本の貧困層の拡大は小さくない課題になってきているのが現実なのです。
まとめてみると
お金持ちが約2.7%
そうでない人が約37.5%
というあきらかな数値の差が見て取れます。
お金持ちの人は少数なのに対して貧困層は10倍以上います。
日本も貧富の差が拡大しており、一族総中流時代は遠い昔の話なんですね。
貧乏に分類される著者からするとお金持ちに悩みなんて無いと思ってしまいます。
働かなくてもいいし、会社行かなくてもいいし、フラペチーノとかイキって頼んでも心は痛まないし、お弁当作りやマイボトルからも解放されます!
しかし、そんな夢の生活をしている人なんて100人に3人もいないのね、、、とほほな感じ。
そうは言ってもお金持ちにはお金持ちが故の悩みもあるようです。
人は悩みの尽きない生き物。
己の本分を見つめてどのように生きるかが人生を乗り越えるコツなのかもしれませんね。
あれ?なんの話でしたっけ?
ここで目線を変えてブランド品の価格変遷を見てみましょう。
ここ数年で値上がりしたハイブランド
ここ2-3年ではハイブランドが大幅に値上げをし、話題になりました。
ハイブランドといったら名前が挙がるLouis VuittonやCHANELを筆頭にGUCCI・Tiffany・PRADA・Cartier・FENDIなども続々と値上げを行いました。
CHANELの定番アイテムの「マトラッセ」(CHANELを代表するチェーンバッグ)の値段をみてみると
約20年前:15~20万円
約10年前:40〜50万円
現在:約150万円(2024年)
なんと20年前に比べると10倍の値段になっていますね。
なぜこのようなことが起きているかというと、物価高の他、原材料や生産コストの上昇やCHANEL自体の価値上昇などの要因が絡み合った結果となっています。
これをみて、昔かっておけばよかった・・!なんて思っている人もいるかもしれません。
しかし、事はそう甘いものでもありません。
製品は経年で劣化するため、ただ保管しているだけでは物がダメになってしまうかもしれません。
話は少しそれますが、折角のブランド製品の価値を維持する方法を紹介しておきたいと思います。
バッグを高額で買い取ってもらうには
1.適切な手入れをする
素材によって手入れの仕方は変わってきます。
<レザーバック>
1.表面の汚れやほこりを落とすため、専用ブラシでのブラッシングや柔らかい布を使用した乾拭きを行う。
2.ひどい汚れがついていた場合は濡らしたタオルを固く絞り拭き上げ、日陰で乾燥させる。
3.革用のオイルを少量、きれいな布に含ませ目立たない場所に試し塗りをする。
4.乾くまで待ち問題がなければ、オイルを薄くバッグ全体に塗る。
5.ドライヤーや送風を使用せずに、陰干しを風通しの良い場所で行う。
6.乾燥しオイルが馴染んだら、柔らかい布で乾拭きをして仕上げる。
<エナメルバッグ>
1.ホコリや汚れを柔らかい布で落とす。
2.クリーナーを使用しバッグ表面を磨く。
3.汚れを予防するために仕上げとしてエナメル専用クリーナーを塗る。
2.値段のつくモデルを選ぶ
最近の日本では小さいカバンを好む傾向があるため、あまり大きすぎないバッグやブランドの中でも有名どころを購入するのが無難でしょう。
3.付属品を捨てない
・ストラップ
・外箱
・ケース
・袋
・ギャランティカード
ブランド品に付属してくるギャランティカード、いわゆる証明書をとっておくことが大切です。
ギャランティカードとは、その記載番号とバック内部に貼ってあるシールの数字が一致する仕様になっており、製品が本物であるか偽物であるかを示す証拠となっています。
正規品という信頼度が高まるほど、高額で買取が行われます。
3.売る時期を考える
素材によっては天然素材で劣化が早く短期間で売ってしまったほうが良いものや、円安やブランド価値上昇の影響を受けやすいものは少し売る時期を遅らせるなど投資的な考えが必要になってきます。
バッグやブランド自体の知識をつける必要がありますね。
4.高価買取をしてくれる業者を選ぶ
買取金額は業者によって大きな変動があります。どの業者も大体同じだし相場もこれくらいだからまあいっか。なんて考えていると安く買い取りが行われてしまう危険があるので注意しましょう。
- 高価買取できる理由がわかるお店
- きちんとした査定士が在籍している
- 取り扱いブランド数が豊富なお店
高額買取できる理由をHPなどで公開しているお店があります。ただ高額買取します!だけでは信じてはいけません。例えば、外部発注を行わずにすべてそのお店で修繕やメンテナンスを行っており無駄な手数料かからないため、経費を抑えられることで高額買取が可能であると記載されていると安心できますよね。
そしてブランドを扱っているからといってすべての店員さんがブランドに詳しいわけではありません。きちんとした査定士がいるからきちんとした値段を提示できるので、安易にお店を信じるのは浅はかです。
最後に取り扱いブランド数が多いとそれだけ幅広い客層が集まり、マイナーブランドであっても高く売れる可能性が高まります。また、多店舗よりも多くの品揃えがある=ブランド知識や経験豊富ともいえるのです。
5.売る物の相場をしらべておく
調べる相場大きく分けて二つあり、買取店の相場とアイテム自体の相場です。仮に相場より低い金額がつけられた場合、その理由を業者に問い合わせみましょう。
買取店の相場はHP上にのっているので査定依頼をかける前に調べ、アイテム自体の相場はネットで簡単に調べることができます。使えるものはどんどん使っていきましょう。
オークションサイトのチェックも大変おすすめです。レアな商品でネット上に情報がないときは複数のお店に査定依頼を出すのが良いと思います。
6.交渉する
査定はこんなものか。。とあきらめるのは少し早いです。
まず、具体的な数字をあげて〇〇円なら買取お願いしますと伝えてみましょう。もちろん相場を調べた上で交渉することで買取する側も検討しやすくなるでしょう。
そして可能であれば一つではなくいくつかのものをもっていき、全てまとめて売るので値段を上げられないか交渉してみましょう。
やらないよりも一度伝えてみましょう。もしかしたら思っていたよりも良い結果になるかもしれません。
お金持ちの共通点とは
本題にもどってお金持の共通点とは一体なんでしょうか。
わかりやすく5つにまとめました。
-
1.目標設定と決断力がある
まずお金持ちの多くは明確な目標を持っています。そしてそれを実現するために強い意志を持って努力し行動する過程で決断する場面に出くわします。たとえその決断が間違っていたとしても経験としてとらえ、また目標に向かって進んでいきます。途中で困難にぶつかっても目指すところがわかっているためくじけることが少ないのです。 -
2.勤勉である
とにかく勉強、学びをやめません。ある経営者は毎日が学びであるから死ぬまで勉強をやめないと言っていました。その勤勉さがリスク回避とビジネスチャンスへの追及につながっていくのです。
-
3.リスクを恐れない姿勢
お金持ちが少ない=ほかの人がしていないことをしているということなのです。リスクをとって新しいことに挑戦したから財を手にしています。リスクなしでのリターンがないことを知っているため上記に書いたハイブランドバッグの買取でいうと、未来の投資として高いバッグを買う!というリスクをとれるのです。
-
4.自己投資 をする
自己投資とは自分自身の能力やスキルを向上させ、個人的な成長や成功につなげるための重要な活動です。情勢や環境のすべてが変化していく世の中に身を置く者として、日々向上心を忘れていません。 -
5.良好な人間関係
人との出会いはとても貴重であり、人とのつながりを大切にしています。ビジネスの成功や功績を残すためには人間関係は切っても切れないのです。他人との連携や協力を大切にし、信頼関係を構築を大切にしています。
当たり前といえばそうなのですが、これらを実行する力を持っているのが素晴らしいですよね。個々の状況や人格によって悩みや課題は異なるのですが、納得だなとも思ってしまいます。
では逆にお金がない人の共通点とはどのようなものでしょうか。
お金がない人の共通点とは
-
-
1.貯金がない
一番目から具体的なことあげてしまいましたが、要するに計画性がないということです。収支と支出のバランスがくずれておりカードローンをつかい常に赤字の方もいます。行き当たりばったりの生活をしています。 -
2.ギャンブルにお金を使う
お金のない人が投資や貯金という言葉を知らないわけではありません。人生一発逆転!楽してお金持ち!と安易に考えているためギャンブルをしてしまうのです。最初はお金を稼ぐ目的ても次第に依存度の高さから浪費しかしなくなってもやめれなくなります。。 - 3.勉強を全くしない
特にお金に関しての勉強はしません。お金を学ぶ機会は今までなかったため自らの金銭感覚を見直すことがないのです。お金に困ったから学ぶではなく我慢する方法をとります。 -
4.向上心がない
お金のない人は向上心がないため、現状維持を選びがちです。失敗したら恥ずかしいとかんがえ、新しいことに挑戦することは滅多にありません。
-
まとめ
なんとなくお金持ちとそうでない方のマインドや行動の違いがなんとなくつかめたでしょうか。
自分の人生は置かれた環境のなかで、自分自身が行動し選択した結果なのです。
日々の考え方や行動が将来の資産形成に大きく影響するため一つずつでもお金持ちの真似をしていきましょう。ただここで一番大切なのはその日限りでなく継続するということです。
どんな人にでもできる単純なことですが続けるとなるととても大変です。
ぜひ今回を機に資産を含んだ人生設計を振り返る機会にしてみてください。
ウルトラ金融大全が動画で見れる!
お金の事が分かる!増やせる!無料動画が公開中!
この記事を書いた人
ライター
ウルトラ金融大全編集部(うるきんへんしゅうぶ)
ウルトラ金融大全編集部です。
ウルトラ金融大全コラムの編集や記事をお届けしています。
ウル金セミナーでは詳しい解説を動画で案内しています。
そちらも是非ともご覧下さい。
おすすめの記事