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信用力=年収?韓国大手アイドル事務所JYPにみる信用の作り方

信用力=年収?韓国大手アイドル事務所JYPにみる信用の作り方

最近、「自分が仕事をするうえで最も大事にしていることは何だろうか」と振り返る機会がありました。色々と考えてみましたが、結果「信用され続けること」ではないかという結論に至っています。

フリーランスとして活動していることもあり、いつでも仕事0の状況になる恐れがある中、最も重要なのが「信用」だと思ったわけです。

筆者が尊敬する人はかなりたくさんいるのですが、全員が「信用され続ける力」を持っています。約束を守る、時間を守るなど、一見当たり前に見えることをずっと愚直にやり続けている人ばかりです。

そんな方々の年収は当然筆者とは比べ物にならないくらい高いのですが、それはより多くの人に信用されている証でもあります。信用されている人数が多ければ多いほど、信用力が高ければ高いほど、年収が高くなっているのです。

そこで今回、筆者が「最も信用力が高い」と思っている人物を参考に、信用力のあげ方について書いていこうと思います。

ぜひ最後までお付き合いくださいね。

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韓国三大事務所JYPの創設者 パク・ジニョンの価値観

筆者が最近、「最も信用力が高い」と思っているのが、韓国三大事務所JYPエンターテインメントの創設者、パク・ジニョン氏です。

アイドルをよく知らない方でも、「TWICEの生みの親」と言われれば、何となくお分かりいただけるかもしれません。

日本では「餅ゴリ」の愛称で親しまれており、日本人女性のみで構成されたアイドルを発掘するサバイバルオーディション番組「Nizi Project」では、彼の人柄の良さも注目されました。

現在は「Nizi Project Season2」を放映中で、日本人男性のみで構成されたアイドルを発掘しようとしています。

さて、なぜ筆者がパク氏を「最も信用力が高い」人物だと思っているかというと、「アイドルに求めることが常に同じ」であり、パク氏自身もその価値観に忠実だからです。

彼はアイドルや自社の社員に、常に同じ価値観の共有を求めます。

それが、『真実、誠実、謙虚』です。

どんなにビジュアルがよく、歌とダンスが上手くても、社会人としてのスキルが高くても、『真実、誠実、謙虚』でなければ選ばれることはありません。

それほどパク氏は人柄を重視しています。

筆者がパク氏に注目するようになったのは2015年のこと。今から8年前に遡ります。

きっかけは、TWICEというアイドルを生み出したサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」での、パク氏の発言からでした。

パク氏は当時から人柄教育に力を入れていて、サバイバルオーディション番組の中で特別講義を行っています。

この時にパク氏は『真実、誠実、謙虚』の3点を常に意識し、テレビカメラの前で出来ない行動や言動は慎み、毎日努力し、常に謙虚であるように求めました。

JYPからデビューする全てのアイドルがこの特別講義を受けており、『真実、誠実、謙虚』でない者は選ばれることはありません。

TWICEがデビューしてから8年の間に、筆者が知っているだけでも様々なアイドルがJYPからデビューしました。

Stray Kids、ITZY、NiziU、NMIXX、VCHAなどなど、枚挙に暇がありませんが、その全員が『真実、誠実、謙虚』であり続けることを課され、それを体現しています。

JYPからデビューしたアイドルは、「人柄を保障されている」という絶対的な「信用」のもと、ファンに支えられているのです。

過去のいじめ事件や麻薬使用などで世間を賑わし、グループ脱退や活動休止に追い込まれることが多々ある韓国アイドル界において、「JYP所属のアイドルはそんなことしないだろう」と認識されることは非常に重要なことなのです。

パク・ジニョンにみる「信用」継続の難しさと効能

テレビで、アイドルのメンバー同士がぎくしゃくしていたり、共演者が仲が悪そうだったり、スポーツ選手がスポーツマンシップに則っていなかったりすると、興ざめすることはありませんか?

筆者はよくあります。

「あ、この子とこの子は仲悪いのね…」

「あ~…目が笑ってない…」

「試合中なのにダラダラ動いて、やる気ないのが伝わるなぁ…」

完全に余計なお世話ですが、安心して音楽や演技、試合に集中できなくなるため、筆者はやっぱりみんなが仲良く和気あいあいとしていたり、結束力が強かったり、誠実に努力している姿が好きです。

でも意外と、どのプロの世界でもその姿を見るのは難しいように思います。最初は謙虚で誠実だったとしても、徐々にその姿が崩れていくからです。

「信用」の難しさは、「信用され続ける」ことにあります。一度の信用失墜で、今までの努力は全部水の泡になるのに、信用され続けるための大変さは計り知れません。

「信用」には常に継続がついてまわるのです。ちなみに筆者がパク氏を「最も信用力が高い」人物だと思っている理由の一つに、「継続力」があります。

彼は自身の事務所に所属するアイドルに『真実、誠実、謙虚』であることを求めますが、誰よりも『真実、誠実、謙虚』でいられるように努力しているのです。

パク氏は1994年にソロデビューしてから現在まで、約30年間毎日欠かさずストレッチに運動、ピアノと歌の練習をし、朝食もオイルやサプリ、ヨーグルトにフルーツなど決まったものを摂取します。

イチローばりの管理されたルーティーンですが、イチロー同様そのルーティンを一切崩さずにやり切るプロなのです。

彼のこの行動は全てファンのため、そして自分の目標のためにあります。昨年末に行われたパク氏のコンサートで、「60歳までダンス歌手をしたい」と言っていたそうです。

これはXをはじめとするSNSやテレビでも話題になりました。パク氏の歌とダンスはかなり激しいので、52歳で30曲近く歌い上げるだけでも相当な努力が必要です。

「それでも彼ならやるんだろうな」と思えるのは、30年近い努力が「信用」されているからに他なりません。

彼の継続力はJYPに所属する全てのアイドルの模範となり、その「信用の継続」が彼らの道しるべとなっているのです。

「信用」され続けると「お金」が生まれる

「信用される」ことが出世、ひいては収入に繋がる姿を間近で見たことがあります。

筆者が会社員時代に出向した企業で見た、「出世争い」での出来事です。出世争いの主人公は、「口八丁手八丁のイギリス外交で生き残るタイプ」と「誠実で嘘をつかないタイプ」の2人。

大手企業で役職者候補になるわけなので、どちらも当たり前のように実力はあります。誠実上司は、出来ないことは出来ないと伝えるし、常に裏表がありません。

それは部下に対しても、上司に対しても、クライアントに対しても常に同じです。彼はどんな時でも絶対に嘘をつかず、果たせない約束はしませんでした。

一方でイギリス外交上司は、卑怯なこうもり戦法を使うのであまり信用できません。「この間と言ってること違うやんけ」が日常茶飯事で、部下としては常に警戒しなければなりませんでした。

特に困るのが、クライアントに対しての対応です。出来ないことも「出来る」と伝えるので、出来るようにしなければならぬと部下は命を削ることになります。

屍の上に積みあがった成功ですが、成功は成功なので当然クライアントの印象が良いのはイギリス外交上司です。

イギリス外交上司の周囲に積みあがる屍はクライアントには見えませんから、イギリス外交上司のクライアントからの評判と信頼は凄まじく、めきめきと頭角を現していきました。

筆者が出産でその会社を離れたとき、出世争いに勝ったのはイギリス外交上司だと聞き、ガッカリしたのをよく覚えています。出来もしないことを誇張して表現し、それを体現させられる部下が疲弊して離脱していくのを容易に想像できたからです。

ところが後日、実はイギリス外交上司は出向先で役職付となり、誠実上司が本社の役職付となったことを聞きました。誠実上司の仕事の姿勢は、会社にも部下にもきちんと伝わっており、その誠実さが「信用」された結果でした。

イギリス外交上司は部下が疲弊しまくったことにより退職者が相次ぎ、上からの評価が激落ちしたそうです。外から見ただけでは分からない、一見地味な「信用」が勝利を収めた瞬間でした。

よほどプライドが傷ついたのか、イギリス外交上司は自分で会社をやるといって退職したと風のうわさで聞きました。でも彼のやり方は「信用の失墜」にしかならないため、人がついてこないという理由で上手くいかないのではないかと予想しています。

誠実上司の人に対する姿勢は、誰に対しても、いつでも同じでした。その継続力は彼の「信用」を生み、結果として出世という形で収入アップに繋がっています。

「信用」は何物にも代えがたい財産なのです。

Xで感じる「信用力サボり」の末路

筆者はX(旧Twitter)ウォッチャーです。Xを見ていると、人の心情の変化が手に取るように分かるので、ついついX界ウォッチをしてしまいます。

人の心情の変化を見るには、インフルエンサーの発言を見るのが一番手っ取り早いです。インフルエンサーはバズることに命を懸けるため人の心の動きに敏感で、共感を得やすい発言をします。

彼らの発言からみるに、つい1年ほど前までは、「頑張らなくていいよ期」が到来していました。

インフルエンサーたちはこぞって

「ありのままでいい」

「辛いなら少し休んでいい」

「頑張り過ぎは身体と心を壊す」

とつぶやきます。

もちろん、この考えを否定する気もありませんし、本当にその通りだと思います。無理しすぎは、心も体も壊すのです。でも一方で忘れてはならないのは、成長するためにはちょっと無理しないといけないという事実です。

やりたくないことも時にはやらなければならないし、きついことだって立ち向かうべき時期があります。そしてそれを怠ると、人と大きな差が開いて、その差は二度と埋まらないのです。

実は、今のXは「頑張らないとヤバいよ期」にあります。

おそらく「頑張らなくていい」というのを鵜呑みにした人々が、長い時間をかけて積み上げるべき「信用される行動」をサボり、「信用力継続」に腐心した人との差が開き始めて焦っているのです。

この焦りを解消するには、ここからまた「信用される行動」を始めるしかありません。いつの時代も、どの場所でも、何歳になっても、本当に必要なことは何ら変わらないのです。

「信用」の作り方と継続法とは

信用される方法は簡単です。

「約束を守る」だけで良いのです。

ただし、実際に約束を守り続けるのは意外と大変だったりします。実力の面で難しかったり、タイミング的に叶わなかったり、一口に約束を守ると言っても、約束を守り続けるのは結構難しいです。

筆者を含む世の中の多くの人は、パク・ジニョンやイチローのようなルーティーンを継続できません。守るべき約束事が多すぎると挫折に繋がるため、難易度が高いことを目標にするのは危険です。

そこで一つ、筆者がお勧めしているのが「納期と時間を守ること」です。凄くシンプルで継続しやすく、最も簡単に信用してもらえる方法だと思っています。

納期と時間を守ることは、約束した相手のスケジュールを崩さないことを意味します。1時間遅刻すれば相手に無駄な1時間を過ごさせることになりますし、1週間納期が遅れればクライアントの仕事に大きな影響が出ます。

ところが、意外と納期を守れない人が多いのも事実です。シンプルなことですが、継続し続けると確実に仕事が増えます。会社内でも信用されることが増えます。良いことしかありません。

無理な納期を設定してしまうと約束が守れず信用を損なうため、スケジュール管理も大切です。時には相手との交渉も必要になるでしょう。

「納期と時間を守ること」には、様々なスキルが必要になるため、仕事力も上がるので、本当にお勧めです。

「納期と時間を守ること」が当たり前だという方は、友人との待ち合わせ、子どもや夫婦など家族間でのやり取りでも、納期と期限が守れているかをチェックしてみましょう。

意外と守れていないことが多くて驚きます。

信用は一日にしてならず。

一足飛びに進化出来なくても、毎日の積み重ねが私たちを魅力的にしてくれます。信用され続けた努力が、いつか必ずお金になって返ってきてくれると信じて、今日も明日も、一歩ずつ頑張っていきましょうね。

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この記事を書いた人

齋藤佑美

ライター

齋藤佑美(さいとうゆみ)

複数の大手メディアでコラムを執筆する2児の母。
FP上位資格のAFP、生命保険協会認定FP資格であるTLC取得。
女性に寄り添ったコラムが好評を得、週刊女性にて記事の監修を行う。
お金の知識や現場の体験を踏まえた記事に定評がある。


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