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貯蓄

夫・妻はお小遣い制?平均額と主な使い道とは

夫・妻はお小遣い制?平均額と主な使い道とは

結婚をすると夫婦でひとつの財布となり、どちらか一方が家計を管理する世帯が多いです。そういった生活スタイルの中で、いわゆる「お小遣い制」を導入している世帯はどのくらいなのだろうか?と、疑問を持っている人は多いのではないでしょうか。

また、平均的なお小遣いや金額の決め方はどうしているのだろうか?といった疑問を持っている人も多いです。

今回は、お小遣い制を採用している世帯数や平均金額、金額の決め方や男女別の使い道など「夫婦のお小遣い事情」について詳しく紹介します。夫婦のお小遣い事情に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。

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お小遣い制を採用している世帯数

日本の保険会社のひとつであるフコク生命が行ったアンケートによると夫婦でいわゆる「お小遣い制」を採用している世帯は全国で53.7%という結果になりました。

参考:【夫婦のお小遣い】お小遣い制ですか?47都道府県別の相場はいくら?|フコク生命

夫婦でお小遣い制を採用する主な理由は、夫婦のどちらかが家計管理を行っているためです。家計管理を行わない一方に対して自由になるお金(お小遣い)を渡すことによって、家計管理を簡単にするのが主な目的です。

夫婦のお金のやりくりとしては、さまざまな考え方があります。たとえば、夫が会社員・妻が専業主婦の場合、以下2つのやり方を考えられます。

  • 夫が妻に対して生活費として毎月決まった金額を渡す
  • 妻が夫の給料全額を預かり、一定の金額(小遣い)を渡す

今回の調査結果では、後者「妻が夫の給料全額を預かり、一定の金額(小遣い)を渡す」の方が多い結果となりました。どちらが良い・悪いというものではなく、あくまでも夫婦2人で話し合いを行い、後者のほうが円滑に回るという判断だったのでしょう。

また、夫婦2人共働き世帯の場合、それぞれで財布別という選択肢もあります。この場合、妻が妊娠等で働けなくなったり収入が減ったりした場合の家計収入について、事前に話し合っておいたほうが良いでしょう。

夫婦のお小遣い事情

先ほどと同じくフコク生命が行った調査によると、夫婦の平均的なお小遣い額は毎月約2万円でした。ただ、地域によってお小遣いの金額に大きな差があります。

アンケート結果を見ると、神奈川県がもっとも多く約2.5万円です。一方、もっとも少ないのが北海道で約1.7万円と、約8千円もの差が出る面白い結果となりました。

物価による違いはあるものの、総務省統計局が出している「消費者物価地域差指数」を見ると、北海道と神奈川は大きな開きはありません。神奈川が103である一方、北海道は100.9です。そのため、物価以外の要因がお小遣いに影響している可能性があるでしょう。

夫・妻はお小遣いを何に使っている?知っておきたい夫婦のお財布事情

夫・妻お互いがお小遣いを何に使っているのか?気になったことがある人も多いのではないでしょうか。さまざまなアンケート結果を見ると、男性・女性でお小遣いの使い道が全く異なり、とても面白い内容になりました。

次に、夫・妻それぞれのお小遣いの使い道について紹介します。お互いの使い道が気になっていた人は、ぜひ参考にしてください。

夫のお小遣いの使い道

新生銀行が2021年に行ったアンケート結果によると、夫(男性)のお小遣いの主な使い道は、以下のとおりでした。

  • 飲み代
  • 趣味にかかる費用
  • 昼食代

お小遣いを使う金額としてもっとも多かったのが、飲み代でした。男性は既婚女性と比較して働いている人が多く、付き合いや同僚との飲み会などが多いため、そういったところでお金を使っている人が多い印象です。

飲み代の次に多かったのが趣味にかかる費用、次いで昼食代という結果になりました。

一方で、お小遣いの使い道として優先度がもっとも高いのは「昼食代」であり、次いで携帯電話の料金、趣味にかかる費用…と答えた人が多い結果となりました。

上記アンケート結果から見ると、昼食等生活をする上で欠かせないものの優先度は当然高いものの、「飲み代・趣味代等にお金を費やしたい…」という本音が垣間見えました。

参考:2021年 サラリーマンのお小遣い調査 詳細レポート|新生銀行

妻のお小遣いの使い道

同じく新生銀行が行ったアンケート結果によると、妻のお小遣いの使い道は以下のとおりとなりました。

  • 趣味の費用
  • ファッション・身だしなみにかかる費用
  • 昼食代

女性のお小遣いの使い道(使う金額)としてもっとも多いのが、趣味への費用という結果になりました。男性は、飲み代などいわゆる交際費にもっともお金かけている一方で、女性は趣味にお金をかけています。

次いで、ファッションや身だしなみを整えるための費用にお金を使っています。特に女性は、普段から化粧やスキンケアを欠かせないと考えている人も多いため、そういったところへお金をかけている印象です。

一方で、お小遣いの使い道(優先度)としてもっとも高かったのは、携帯代金でした。次いで、昼食、身だしなみという順番になりました。

男性の場合は、昼食の優先度が1番でしたが、女性の場合は昼食が2番目という結果です。女性にとって、携帯電話は食事よりも大切なものという意識があるのかもしれません。

お互いが納得できるお小遣いの決め方

夫婦でお小遣いを決定する際は、お互いに納得できなければケンカの原因になり得ます。たとえば、「お小遣いが少ない・足りない」「夫婦で差があるのは納得できない」といったきっかけでケンカに発展する可能性があります。

そのため、お互いが納得をできるお小遣いの決め方について、以下のとおり解説します。

  • 家計状況をオープンにしておく
  • 生活費とお小遣いを別に考える
  • 定期的に夫婦で話し合って決める

次に、納得できるお小遣いの決め方について解説します。いさかいなくお小遣い問題を解決できるよう、ぜひ参考にしてください。

家計状況をオープンにしておく

夫婦の一方が家計を管理している世帯の場合、家計状況をオープンにしておくとお小遣いでの揉め事を減らせるでしょう。

とくに、平均的に見てお小遣いが少ない世帯の場合、「周りと比べてお小遣いが少ない」という不満が生まれます。しかし、家計を管理しているほうは、「家計収支の関係上、これ以上の支出は不可能」と、お互いの意見があります。

そのため、家計状況をオープンにしておくことで「〇〇円以上の支出は難しいため、お小遣いを今以上に増やすことはできない」と伝えるだけで理解してもらえます。

家計状況が見えなければ、不満ばかりが溜まってケンカの原因になってしまいます。そのため、家計を管理しているほうは、家計簿をつけるなど家計収支を可視化してオープンにしておくことを心がけると良いでしょう。

生活費(必要経費)とお小遣いを別に考える

お小遣いと生活費の範囲を明確にしておくようにしたほうが、夫婦でのお小遣い問題によるケンカを防げます。

たとえば、お小遣いの使い道調査では、携帯電話料金や昼食代をお小遣いから支払っている人が多い結果となりました。もし、これらの費用もお小遣いの中でやりくりしなければいけないのであれば、平均的なお小遣い(2万円)では足りないと感じる人が大半でしょう。

そのため、お小遣いは2万円だけど昼食はお弁当を作って持参させる、携帯代は家計収支から出す。ただし、ゲームアプリへの課金等は自分のお小遣いで支払う。など、必要経費とお小遣いの基準を明確にしておいたほうが良いでしょう。

定期的に夫婦で話し合って決める

定期的にお小遣いの価格交渉を行う機会を設けると、ケンカの回数を減らせるでしょう。

たとえば、会社員として働いている夫が昇給すれば家計に余裕が出るため、お小遣いアップを検討できるかもしれません。しかし、子の成長等に伴い、支出が増えて家計収支的にはプラマイゼロという可能性もあります。

会社員として働く夫の言い分としては、「昇格して部下を飲みに連れて行く機会が増えた」ということがあるかもしれません。

上記のように働いている人は働いている人なりの言い分があり、家計を管理している人はその人なりの言い分があります。そのため、1年に1回や昇給・昇格のタイミングなど、何らかのきっかけ時に夫婦間で話し合いをする機会を設けると良いでしょう。

夫婦がお小遣い事情でケンカしない3つのコツ

夫婦でお互いのお小遣い事情が原因でケンカをしてしまうこともあるでしょう。たとえば、「無駄なことにお金を使っている」ように見えてしまったり、「外出時のお金を自分ばかり負担している」と感じたりなど、さまざまな不満を抱えている人がいるでしょう。

お互いお金(お小遣い)を原因でケンカをしたくないと考えているのは当然であるため、気持ちよく過ごせるための3つのコツを紹介します。

お互いの使い道に干渉しない

お互いのお小遣いの使い道に干渉しないようにしましょう。時には、「こんな無駄なものを買って…」など、思うところがあるかもしれません。

しかし、一方から見て無駄なものであっても当人から見ると大切なものであることがほとんどです。お互いにすべてを理解し合うのは困難であることを理解し、初めから干渉しないようにすると良いでしょう。

夫婦で決めたお小遣いの範囲で好きに使っているのであれば、お互いの自由であると思うようにすれば不満も減っていくのではないでしょうか。

お互い同額程度のお小遣いに設定する

お小遣い制を採用する場合は、夫婦お互いに同程度の金額に設定しておいたほうが揉め事は少なくなります。どちらか一方ばかりが贅沢をしているように見えてしまうと、文句を言いたくなってしまうでしょう。

ただ、お互いの状況に合わせたお小遣い設定を意識するのも大切です。たとえば、後輩を連れて飲みに行く機会が多い人の場合は、そういった部分を考慮してお小遣いに差を付けてあげたほうが良いでしょう。

お小遣いの金額がまったく同じ金額でも、専業主婦(主夫)と部下がたくさんいる会社員等とでは、支出が異なるのは当然です。その辺りも考慮することで、お互い気持ちよく過ごせるのではないでしょうか。

お小遣いの使用範囲をある程度決めておく

お小遣いの範囲を予め決めておくと、お小遣い問題によるトラブルを回避できるでしょう。たとえば、外出時の費用や外食に行った際の費用は、お互いのお小遣いからの割り勘なのか、家計から支出するのかなどを決めておきましょう。

また、普段の衣服はお小遣いから出すのか、家計から支出するのかなど、どちらとも取れる支出については、予め決めておくことでトラブルを回避できます。お互いが納得できる範囲を話し合いながら決定していくと良いでしょう。

まとめ

今回は、夫婦のお小遣い事情について紹介しました。

夫婦の半数以上がいわゆるお小遣い制を導入しており、月の平均額は2万円前後でした。お小遣いの使い道は、男性が飲み代に費やす費用がもっとも多く、女性は趣味への費用がもっとも多いという結果です。

優先順位で見ると男性が昼食代、女性が携帯代とまったく異なる結果を見られました。ただ、昼食代も携帯代も生活を送る上で必要不可欠な支出です。そのため、これらの支出をお小遣いから捻出するか否かは、夫婦での話し合いが必要ではないでしょうか。

これから、お小遣い制の導入を検討している夫婦、お小遣いの金額交渉を行おうとしている人などは、今回紹介した内容をぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

ウルトラ金融大全編集部

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