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貯蓄

他人と疎遠にならない節約方法。上手な交際費の減らし方

他人と疎遠にならない節約方法。上手な交際費の減らし方

まず、アラフォーライターが社会人1年目だった時の悲しすぎるエピソードを、聞いて頂けますか?社会人1年目って、なんであんなにお金がないんでしょうか。

試用期間の少ないお給料で1人暮らしをして、疲れて帰って自炊をする気力も体力もなく、ついつい毎日コンビニでお金を使う。
極めつけは、初めての人間関係で飲み会やランチの誘いを断れずに…散財!お金が泡のように、消えていきました。そこで、あまりにも貯金額がやばくなってきたので、思い切ってさまざまなお誘いをお断りしたんです。
そうしたら…あっという間に「孤独」になって、心が荒む日々を送りました。悲しかったなあ~
そこで今回は「人と疎遠にならずにしっかり節約していく、上手な交際費の減らし方」をご紹介します。

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そもそも交際費とは

交際費は、ざっくりと言えば「人とのお付き合いの際に生じる費用」です。

一般的に交際費は、企業が取引先とコミュニケーションを図るため、また事業の更なる拡大のために、食事やゴルフなどの接待をした場合や、訪問時の手土産費などのことを指します。
でも、プライベートな支出の中でも、皆さん普通に「交際費」というワードを使っていますよね。
中には「食費と交際の区分を考えるのが難しい」という方もいるでしょう。

参考になるのかはわかりませんが、アラフォーライターの場合です。
食費:自炊をするときの食材費、ソロ外食費、ソロカフェ費
交際費:友達との飲み会、同僚とのランチ、先輩との行きたくもないカフェ、友達の自宅に遊びに行くときの手土産
つまり、お金を使う際に「誰か」が関わっている場合は、交際費に分けています。

自分の好きな人、居心地の良い人と一緒に過ごす時間に発生するお金は惜しくはないのですが、あまり親しくない同僚やむしろ好きではない先輩などと飲食をして発生するお金って、どうしてこんなにもったいないと感じるのでしょう?
社会人1年目は、先輩に全額おごってもらえることもありましたが、その分差し入れをしてカバーしたり、一部負担したり・・・楽しくないのにお金はどんどん出ていくという負のスパイラルになっていました。

リアル。節約しすぎで孤独地獄へ

アラフォーライターの孤独な昔話にすこしお付き合いください。
都内で1人暮らしをしながら、社会人1年目だった私。大学卒業時に、友達と「もっと行こう!世界に飛び立て!」などと大騒ぎをして、卒業旅行三昧だった自分を悔やんでしまうほどの、金欠の日々。

社会人になって3ヶ月くらいは、自分の貯金がこんなに減っているなんて気が付かなかったんです。
でも、いよいよ1桁の兆しが見えてきた時に・・・節約へのスイッチが入りました。

自炊の食材や水道代などを一気に削るのは難しいので、私が目を付けたのが毎月びっくりする金額を費やしていた「交際費」です。
私の性格上、極端にやらないと誘惑にすぐに負けてしまうところがあるので、以下のことを実行することにしました。

  • 仕事終わりは、どこにも寄らずに自宅に直行
  • コンビニへの立ち寄り禁止
  • 友達や同僚からの誘いは、どうしてもの場合を除いて、基本的に断る
  • ランチはお弁当
  • 休日はできるだけ自宅で過ごす

すると、明らかに支出が減っていきました。ものすごい早く、目に見える効果が!

毎日ランチで800円、仕事帰りのコンビニ立ち寄りで500円は使っていましたし、友達と飲みに行けば1晩で8000円は消えていたので、それを一切止めたことで交際費をグッと抑えることができたのです。
でも、節約成功と同時に、ちょっと気になることも。
明らかに友達や同僚から、誘われることが少なくなりました!

節約生活当時は「いいじゃん、飲みに行こうよ~」と誘ってくれた友達も、「節約中で行けないでしょ?」という言い方に変わり、最後には誘ってもらえなくなってしまいました。付き合いが悪い人のレッテルを貼られてしまったというわけです。

これが、めっちゃ寂しい!交際費がどんどん削られてお財布は潤ってきましたが、人との関わりも友達からのLINEの連絡もどんどん少なくなって、孤独を感じるようになっていきました。

金曜日の夜になると「みんな今頃楽しく飲んでいるんだろうな~」と、いらぬ妄想も始まる始末!
あまりに自分と向き合う時間が増えたことで「人と疎遠になってまで、必死に節約する意味ってあるの?」と思い直し、自分なりの方法を考えることにしたのです。
極端に節約に取り組んだ結果、人間関係もなんだかうまく行かないし、節約も長続きしなかったという結末でした。

上手に交際費を減らすテクニック

友達や同僚からの嬉しい誘いや、日々のちょっとした楽しみである仕事帰りのコンビニタイムを、全て止めればお金が節約できるけれども、心が荒んでいくのは間違いない!

もちろん、1人が好きという方も多いので、一概に誘いが嬉しいとは言い切れませんよね。あくまでも、例えばのお話です。

そこで、人との関わりを上手に続けながら、交際費も減らしていくテクニックをご紹介します。

 1.時間帯を夜から昼に

以前の私は、友達や同僚とのコミュニケーションの場所を「飲み会オンリー」で考えていました。理由は、お酒が好きだからです。

でも、1回の飲み会で3次会まで行き、タクシーで帰宅した時には、お財布の中が緊急事態になっていました。
1晩で30000円を使った後悔や自責の念は半端ないですし、なにより交際費があり得ない額に。
そこで、「飲み会」から「ランチ」or「お茶」に変更しました。

職場が近い友達とは待ち合わせをして平日ランチ、休日の午後からお茶をしにカフェへ、同僚とは職場近くのおいしいランチのお店を探してみるなど、日中に全て切り替えると・・・どうでしょう?

ランチなら高くても1500円、お茶なら600円程度で、友達や同僚と楽しい時間を過ごしつつ、しかもお酒が入っていないから記憶もある(これは個人的な問題)!
飲み会ではなく、ランチやお茶にした方が、断然節約できることは明らかです。

 2.幹事に立候補

でも、どうしても職場の集まりなどで、飲み会に参加しなければならない時もあるはずです。
そんな時には、自ら「幹事に立候補」するようにしました。
実は幹事に立候補すると、2つのメリットがあるんです。

メリット1.幹事様分<無料>のお店を選べる

幹事ですから、どのお店を選ぼうが、どのコースを選ぼうが、幹事の特権。
そこで私は「幹事様分のコース料金を無料にしてくれる居酒屋」を中心に、探していきました。

通常業務をしながら社内で希望者を募って、連絡を廻して、お金を集めてというのは、結構な手間ですよね?
でも、自分の分が無料サービスしてもらえるとわかっているのであれば、面倒な幹事作業も乗り越えられるというわけです。
また、自分の食べたいものがあるお店を候補に上げることもできるので、外食欲も満たされます。

メリット2.会計時に、ポイントを全部ゲットできる

私の周りは会社や友達との集まりでは、まだまだ現金でお金を集めるのが主流です。
みんなが楽しく飲んでいるテーブルの隅で、黙々と現金を数える地味な作業も苦に思わないのは、会計時にしっかりとポイントをつけられるから!通常自分ではあまり支払う機会のない高額な数字なので、ポイントもがっつりつけることができます。

ポイントは、あとで使うことができるので、すごく得した気分になります。幹事に自ら、意気揚々と立候補する人は、なかなかいませんよね。

だからこそ、周りからはすごく良いイメージを持ってもらえますし、何より交際費の節約にもつながるのが嬉しいです。

3.場所をおうちに切り替え

「そもそも、外出をしなければお金もかからない」という考えで、一時期は仕事帰りも自宅に直帰して、休日は自宅に引きこもっていた私。節約はできるけれども、心が荒む、孤独を感じる、毎日が何だか味気ないという日々はもう嫌です。

そこで、1人で自宅に引きこもるのではなく、友達と一緒にお家で過ごせば良いのだと考えました。
お酒は外で飲むのが1番、雰囲気のあるカフェだからこそケーキもコーヒーもおいしいと思っていましたが、案外そうでもない!

スーパーで食材を購入して、友達と一緒にお酒のつまみを作りつつ、ちょっとおいしいお酒を購入して飲むという時間。
行列必須のケーキ屋さんに並んで、やっと手に入れたケーキをゆっくり淹れたコーヒーと共に味わう時間。場所をおうちに切り替えてみたら、さまざまな発見がありました。

大切なことは、何を食べるか、どこに行くのかではなく、【誰】とどう過ごすかってことなんですね。なんだか、今ごろ「交際費に関する悟り」を開けた気がします(笑)

4.事前にタイムリミットを伝える

誰かと一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、楽しくなってお金も使ってしまいますよね。そこで誘惑に弱い方は、はじめから「事前に帰宅タイムリミット」を相手に伝えておくことをおすすめします。

節約のためにタイムリミットがあると正直に話さなくてもいいので、別件の約束がある・明日仕事で朝が早い・美容室や歯医者の予約など、相手に何かしらの予定があることを伝えてあげると、お互いに気持ちよく過ごせるはずです。

5.無料で楽しいスポットをメイン予定に

メインの予定を「無料で楽しいスポットに行く」にするのも、楽しみながら節約ができるポイントになります。ただブラブラと買い物するのも楽しいですが、目的が1つでもあると、相手ありきで過ごす時間にもメリハリがつきますよね。

参考までに都内にある「おすすめの無料スポット」をご紹介します。

  • 恵比寿ガーデンプレイス (雰囲気最高なので、デートにもおすすめ)
  • セイコーミュージアム (銀座にある無料スポット)
  • 東京都庁の展望台 (眺め最高。無料で最高の景色を)
  • 明治神宮(荘厳な雰囲気を感じて心の浄化に)
  • 浅草寺(歴史と活気を無料で感じられる)
  • 赤坂サカス(子供も大人も楽しめる)
  • 板橋こども動物園(子供たちは無料で大満足間違いなし)
  • 等々力渓谷(都内の癒しスポット)
  • INTERMEDIATQUE (東京駅KITTE内の無料スポット。アクセス抜群)

人間関係を築きつつ、上手に節約は可能

新型コロナウィルスが5類に移行して、少しずつ元通りの生活になりつつある現在、コロナ禍真っ最中と比較して、友達や同僚からのお誘いも増えてきたのではないでしょうか?

誘われる嬉しさもあれば、交際費がかさみお財布がSOSを発していることも、少なくないはず。
でもちょっとの心掛けとプランの変更で、相手との楽しい時間はそのままで、交際費をグッと減らすことは可能です。
長い人生ですから、人との関わりを大切にしつつ、物価高の時代をたくましく生きていきましょう。

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この記事を書いた人

YURI

ライター

YURI(ゆり)

大学卒業後テレビ局に就職し、9年前にフリーのディレクター・ライターとして独立。HP・動画制作、写真撮影など、数々の企業・個人事業主のご依頼を受けている。現在、3人の子供の子育てと仕事の両立に悪戦苦闘中。保有資格:防災士・防災介助士・消防設備士・一般毒物劇物取扱責任者、SNSマネージャー

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