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資産運用
3人のママ在宅ワーカーが語る!在宅ワーク詐欺。実録こんな手口3選
子どもを育てながら、お金を稼ぐ。こんなに短いワードなのに、いざ実現しようとすると非常に難しいということを、日々実感されている子育て中の方、主婦の方も多いですよね。
時間の制約がある中で、出勤して仕事をすることのハードルの高さよ。エベレスト登頂より難しいのでは?と感じることもあります(筆者の個人的な意見)。
独身時代の身のこなしとは比べ物にならないくらいに、我が子という名の重しがからだの至るところについている感覚。そこで、人気が急激に高まったのが「在宅ワーク」です。
移動することなく自宅に居ながらにして、お金を稼ぐことができるというのは・・・楽してお金を稼ぎたいという人間の当たり前の感情にぴったんこ。
しかしながら、その感情につけこまれて、「在宅ワーク詐欺」が増えているのも事実です。そこで今回のテーマは「在宅ワーク詐欺の手口」です。相手の戦術を知っておくことが、最大の防衛策と考えましょう!
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目次
子育て中、コロナ禍において在宅ワークの注目度高まる
「楽してお金を稼ぎたい」という気持ちは、誰しも心の根底に持ち合わせている感情・・ですよね?最初に言い切ってしまいますが、在宅ワークの注目度は、確実に高まっています!
でも、イマに始まったことではありません。
ひと昔前は、自宅で取り組む仕事のことを「内職」と表現するのが一般的でした。袋詰め、お土産品の加工、あて名書き、小物づくり、封筒作り、機械部品の検査などにコツコツ取り組み、ちょっとしたお小遣い程度の報酬になるというイメージが頭に浮かぶことでしょう。
しかしながら、最近は「在宅ワーク」という言葉に切り替わり、仕事の種類も幅も確実に広がってきているリアル。そして、在宅ワークの広がりに拍車をかけたのが、新型コロナウィルスの感染拡大です。
外出自粛に休園・休校、濃厚接触者になったら出勤禁止など、普通に出勤して働くことすら難しいのに、子供を育てながら働くなんて、夢のような話になってくる人もいたはずです。
そんなイレギュラーな状況下で、在宅ワークの注目度がぐんぐん高まっていったのだと思われます。
【本音】在宅ワークのメリット
筆者は3人の子供を育てながら、経営者・ディレクター・ECサイトの運営などのいくつかの仕事をしています。そして、現在は在宅ワークで記事を書くライターでもあります。
「在宅ワーク最高」「在宅ワークに助けられた」とリアルに感じた瞬間が、コロナ禍の3年で何度もありました。
母親・主婦としての観点から、在宅ワークのメリットをご紹介します。
<在宅ワークのメリット>
・場所を選ばずに仕事ができる。
・着替えやメイクなどの出勤準備が必要ない。
・自分のペースで取り組める仕事が多い。
・家事や子育て、何かと平行して取り組むことができる。
・時間の融通が利く
・イレギュラーなことが起きても、できる仕事がある。
・自分の得意なことを、仕事にできる可能性が高い。
<筆者実録。「在宅ワーク最高」とリアルに感じた瞬間>
・家族がコロナになって、外出自粛。でも、在宅ワークだったので、収入が途絶えることがなかった。
・産後、すぐにライターの仕事が再開できた。
・自分のスキルを活かした仕事だけを集中的にできるので、楽しい。
・在宅ワークの仕事が、子育てに疲れ切っていた時のいい気分転換になった。
・「在宅ワーク中!」と堂々と夫に言うことができるので、子育てから離れたい時には最高の理由。
・「私、在宅ワークしているの」とママ友に言うだけで、なぜか漂うイマドキ感。
【本音】在宅ワークのデメリット
では、反対に「在宅ワークちょっとキツイ」「在宅ワーク甘いもんじゃないわ」とリアルに感じた瞬間を、在宅ワークのデメリットと合わせてご紹介します。
<在宅ワークのデメリット>
・とにかく怪しいお仕事も多い。
・在宅の良さもあるけれども、集中できる環境が整わないとしんどい。
・食欲、睡眠欲、スマホなど、仕事以外の誘惑が多い。勝てない時がある。
・1人で進める仕事が多いので、誘惑に負けそうになる。
・仕事によっては、報酬額がすごく少ない。
<筆者実録。「在宅ワークちょっとキツイ」と感じた瞬間>
・「在宅ワークを集中して進めたい!」という気持ちがあるのに、子育てや家事であまり進められないことに大きなストレスを感じた。出勤して、仕事だけに集中できる夫に嫉妬した。
・良い仕事、あまり良くない仕事の見極めが大変。危うく騙されそうになったというか、1回騙された。
・あまりに同じ内容が続くので、正直なところ飽きてしまった。
【事実】詐欺が増えている
在宅ワークは、誰でも気軽に仕事ができるというメリットがあります。
しかしながら、その気軽さにつけこんで「詐欺」が増えているのも事実です。ほとんどの方が「自分は大丈夫」「絶対に引っ掛かるわけがない」と思っていることでしょう。
もちろん、在宅ワーカー歴9年目の筆者も思っていまし・・・た。
でも、自称警戒心の強い私でも、在宅ワークを通して「コロッと騙された経験」があります。
こちらでは、在宅ワークの人気と共に残念ながら増えてきている、「在宅ワーク詐欺の手口」をご紹介します。
手口1:テスト合格、正規の仕事を受けるための研修費用ちょうだい詐欺?
在宅ワークはクライアントと作業者がお互いに顔を合わせることなく、主にオンライン上のやりとりになります。
仕事を発注する側も、発注される側も、互いにどんな人物なのか?どの程度のスキルを持ち合わせているのかなどは気になるところですよね。
そこで、在宅ワークの仕事を始めるにあたり、よく見られるのが実力試しの「テスト」というお仕事のスタイルです。一度テストという形を設け少ない報酬額で実力を確認、合格後に、正規の報酬額で業務を進めていく方法になります。
では、ここから在宅ワーク詐欺の幕開けです!(全然めでたくはない)
知人が実際に体験したのは、題して「テスト合格、正規の仕事を受けるための研修費用ちょうだい詐欺」です。
少ない金額であれ、一度きちんと振り込みをして頂いているクライアントのこと、あなたは疑いますか?
完全に信用するわけではありませんが、「報酬を支払う=信用できる」と思ってしまう方も多いでしょう。騙そうとしてくる人は、その気持ちをうまく利用します。
知人によると、本採用になった後に「正規の金額で仕事をするためには、研修を受けて頂くことになります。費用は○○万円です」というメッセージが送られてきたというのです。
一度報酬を振り込んでもらっている事実があるので、会社勤務のように研修があるのも、不思議と当たり前のように受け止めてしまいがちだったと知人は言います。
私の知人はむしろ「研修でスキルアップできるかも!」と前向きにとらえていたと言います。
しかしながら、研修費用を聞いてびっくり!8万円でした。
さすがに自分1人で簡単に出せる金額ではないので、旦那さまに相談したところ「それ、詐欺じゃないの?一度信用させて、研修費用をとって、あとは連絡無くなるパターン」とバッサリ言われたそうです。
ふと、我に返った知人。
確かに8万円出して資格取得でいるわけでもないし、そもそも8万円の研修を受けないともらえない仕事って何だろう?と感じたそうです。ナイス、旦那さま。
結局研修を受けることなく、1回テスト業務を受けただけで終了となりましたが、果たして8万円の研修を受けた後に、きちんとした金額で仕事をもらえたのか結末は分かりません。
ただ知人が気になって、このようなケースが他にもあるのか調べたところ、自分以外にも同じような境遇で悩んでいる人がいたようです。
手口2:自分も悪いけど・・・仮払い前に納品をして、連絡なくなった詐欺
これは、筆者が実際に遭った詐欺被害です。
私は在宅ワークが集約している大手サイトに登録して、お仕事を受けています。
ざっくりとした流れとしては、契約→仮払い→作業開始→納品→報酬の支払いとなり、仮払いの時点でクライアントは報酬を支払っていて、作業が完了次第、作業者の口座に振り込まれるという仕組みです。ですから「仮払い=支払い済み」をきちんと確認してから、作業を進めて下さいという流れです。
でも、私・・・一度だけこの流れを守らなかったことがあります。
何度かお仕事をしていた方だったので、信頼していたこともあり「急いでいます」「仮払いまで少し時間がかかるから、今回だけ先に納品お願いします」と言われて、その内容を信じ切っていました。
なぜなら、何度もお仕事をさせて頂いているクライアントだったからです。
信じ切っている私は、急いで記事を仕上げて、納品!
しかしながら、納品後「記事をご確認頂けますでしょうか?」「その後、お振込みはして頂けましたでしょうか?」などと、何度も連絡をしましたが・・・音沙汰なし。
3回目くらいまでは、クライアントも忙しいのかなと信じ切っていたのですが、さすがの私も5回連絡をして、何も返ってこなかった時に悟りました。これは、騙されてしまったと!
仮払いを確認してから作業を進めるのがルールなので、100%自分にも非があることは認めます。
でも、ここまで一緒にお仕事をしてきた関係性は、この騙しをするために築きあげられたものだと感じた時に悲しい気持ちになりました。
実名登録をしなくても、自宅で気軽にお仕事に取り組むことができる反面、騙そうと思えば簡単なのだと。
手口3:ウィルス感染?ただデータ納品しただけなのに
クライアントに記事や作成した資料をデータ納品した際に、こんな衝撃のメッセージが送られたきたという詐欺の事例もあります。なんと「送られてきたメールにウィルスがついていて、うちのパソコンが壊れてしまった。だから、損害賠償金を請求します」という内容だったそうです。
詳細は一切聞かせられることはなく、「20万円をご請求します」とのこと。
もう、意味がわかりませんよね?
意味がわからないようなことが普通に起きてしまうのが、詐欺の世界なのだと学びました。
今後気を付けるために
最後に改めてお伝えしたいのは、「在宅ワーク=危険」とは思わないで頂きたいということです。
実際に、筆者も9年ほど在宅ワークという働き方をしていますが、騙されたと感じたのは1回。それも、自分に非があったと認めています。それ以降は、何の問題も起きていません。
しかしながら、世の中にはいい人ばかりではなく、在宅ワークの案件を通して騙そうと目論んでいる人がいるのも事実です。仕事を受注する際には、クライアントの情報や振り込みの取り決めなどのルールを決めた上で、楽しくお仕事をしていくことをおすすめします。
結論。在宅ワーク詐欺が、ゼロになることはないでしょう!
だからこそ、信頼できるクライアントさんを見つけることが、在宅ワークの一番の仕事なのかも。今回の記事はいかがでしょうか。お金に関する知識をもっと知りたい方は是非無料セミナーに参加してみてください。
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この記事を書いた人
ライター
YURI(ゆり)
大学卒業後テレビ局に就職し、9年前にフリーのディレクター・ライターとして独立。HP・動画制作、写真撮影など、数々の企業・個人事業主のご依頼を受けている。現在、3人の子供の子育てと仕事の両立に悪戦苦闘中。保有資格:防災士・防災介助士・消防設備士・一般毒物劇物取扱責任者、SNSマネージャー
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