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保険
保険は積立型と掛け捨て型どちらがおすすめ?
保険への加入を検討している人は、初めに「積立型・掛け捨て型どちらが良いだろうか?」といった悩みの壁に当たります。一般的に、積立型は保険料が無駄にならない反面、保障が掛け捨て型と比較して劣ります。
一方、掛け捨て型は何もなければ保険料は無駄になりますが、安い保険料で手厚い保障を受けられます。そのため、「結局どちらが良いのだろうか?」「どちらが自分に向いているのだろうか?」と悩まれているのではないでしょうか。
この記事では、積立型保険と掛け捨て型保険それぞれのメリットとデメリットについて詳しく解説します。記事後半では、それぞれの保険に向いている人の特徴についても解説しているため、ぜひ参考にしてください。
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積立型保険のメリット・デメリット
まずは、積立型保険のメリット・デメリットについて解説します。
メリット
積立型保険のメリットは以下のとおりです。
- 半強制的に貯蓄ができる
- 万が一の時に保障を受けられる
- 満期時は100%を上回っている商品が多い
半強制的に貯蓄ができる
積立型保険は、口座から毎月保険料が引き落としされるため、半強制的に貯蓄をできるのが特徴です。
【保険料の支払い方法はさまざま】 保険料の支払い方法は、毎月の他に半年に1回支払う半年払い、毎年支払う年払い、一括で支払う一時払いがあります。 |
毎月決まった金額が口座から引き落としされるため、「貯蓄するのが苦手」といった人にも向いています。
万が一のときに保障を受けられる
積立型保険は、保険商品であるため主な目的は「保障」です。つまり、積立をしている最中、被保険者に万が一のことがあった場合は、死亡保険金等が支払われます。
そのため、自分自身で貯蓄をしているよりも、保険商品で積立を行っているほうが何かあったときに安心です。
満期時は100%を上回っている商品が多い
積立型保険は、満期まで加入していると受取額が100%を超える商品が大半です。そのため、貯蓄と保障を兼ね備えた商品を探している人にはぴったりです。しかし中には、外貨建て商品があり、為替によって元本割れする商品もあるので注意が必要です。
また、低解約返戻金型と呼ばれる積立型保険の場合、途中で解約をした場合は元本割れする可能性が高いです。つまり、通常の預貯金等と比較して流動性が低いということになります。
そのため、積立型保険へ加入する際、保障はもちろんのこと、満期まで加入することを前提としたほうが良いです。なお、どうしてもお金が必要となった場合は、契約者貸付制度の利用をご検討ください。
この制度は、解約返戻金の7割〜8割程度の範囲で保険会社から借入ができる制度です。通常、申込をしてから1営業日〜5営業日以内で支払われます。
デメリット
積立型保険へ加入するデメリットは以下の通りです。
- 保険料が割高
- 途中解約で元本割れのリスクがある
保険料が割高
積立型と掛け捨て型でまったく同じ保障内容だった場合、前者のほうが圧倒的に高い保険料となります。具体的な金額は、保障内容によっても異なりますが、数千円から数万円程度の差があるでしょう。
ただ、積立型の場合は保険料が無駄にならない一方で、掛け捨て型の場合は何事もなければ保険料は無駄になってしまいます。そういった点も踏まえて、加入する保険を検討すると良いでしょう。
途中解約で元金割れのリスクがある
積立型保険は「貯蓄ができる」「保険料が無駄にならない」といった特徴のある保険商品です。しかし、そういった特徴ばかりに注目していると、元本割れリスクを見逃しがちです。
100%を超えるためには、保険金支払い事由の発生もしくは満期による受け取り時です。契約から間も無く解約をした場合は、元本割れするリスクがあります。また、低解約返戻金型保険へ加入されていた場合は、途中解約で元本割れの可能性があります。
掛け捨て型保険のメリット・デメリット
掛け捨て型保険へ加入するメリットとデメリットについて解説します。
メリット
掛け捨て型保険へ加入するメリットは以下のとおりです。
- 安い保険料で保障が充実している
- 保障内容の見直しがしやすい
安い保険料で保障が充実している
掛け捨て型保険は、保険料が安い点が最大のメリットです。契約期間や被保険者の年齢次第では、毎月数百円の保険料で数百万円の保障を受けられる商品もあります。
安く、手厚い保障を希望されている人は、掛け捨て型保険への加入を検討されてみてはいかがでしょうか。
保障内容の見直しがしやすい
掛け捨て型保険の場合は、保険料が安いため保障内容の見直しをしやすいのが特徴です。保障が不足した場合は、新たに加入したり不要になれば解約したりなど、保険料が安いことによるメリットは大きいです。
デメリット
掛け捨て型保険へ加入するデメリットは以下のとおりです。
- 加入時の状況次第では保険料が割高になる
- 保険料が無駄となる場合がある
- 保険料は一切戻ってこない
加入時の状況次第で保険料が割高になる
保険料はすべての人が平等になるように設定されています。そのため、死亡リスクが高い人(高齢者・持病持ちなど)は、保険料が割高になります。
たとえば、健康な小学生と持病を持っている高齢者で比較した場合、圧倒的な差がつくでしょう。過去の事例などを踏まえても、持病がある高齢者のほうが死亡リスクが高いためです。
保険料が無駄となる場合がある
定期保険に加入していた場合、満期時まで保険金支払い事由が発生しなければ、これまでに支払った保険料は無駄になります。一切返ってこないもしくは、少額しか返ってこない商品であるため、「損をした」と感じる人もいるでしょう。
保険料が戻ってこない
掛け捨て型は、支払った保険料が一切戻ってこない点が最大のデメリットです。掛け捨て型の保険は、「お金を払って安心を買っている」という見方もできますが、「保険料の無駄」と考える人からすると大きなデメリットです。
積立型保険が向いている人の特徴
貯蓄型保険が向いている人の特徴は、以下のとおりです。
- 自分で貯蓄をするのが苦手な人
- 保険料を無駄にしたくない人
自分で貯蓄するのが苦手な人
自分で貯蓄をするのが苦手な人は、積立型保険が向いています。積立型の場合、口座から保険料が引き落とされ、途中で解約をすると元本割れするリスクがあります。そのため、半ば強制的に貯蓄をできるのが特徴です。
また、被保険者に万が一のことがあった場合は、保障を受けられるのも特徴です。保障を受けながら、貯蓄をしていきたいと考えている人は、積立型保険を検討されてみてはいかがでしょうか。
保険料を無駄にしたくない人
「保険料を無駄にしたくない」と考えている人も、積立型保険に向いています。積立型保険は、支払った保険料が積み立てられていきます。そのため、保険料が無駄になることはありません。
健康に自信があり、「保険料は無駄にしたくない。しかし、何かあったときのために保障で安心したい」といった人は、積立型を検討されてみてはいかがでしょうか。
掛け捨て型保険が向いている人の特徴
掛け捨て型保険に向いている人の特徴は以下のとおりです。
- 保険料を抑えたい人
- 一定期間のみ保険を充実させたい人
保険料を抑えたい人
保険料をできるだけ抑えたい人は、掛け捨て型の保険に加入しましょう。掛け捨て型と積立型でまったく同じ保障内容だった場合、前者のほうが保険料は安いです。そのため、保険料を抑えて充実した保障を受けたい人には掛け捨て型がおすすめです。
また、家計とのバランスを考慮することも意識しましょう。保険は、何かあったときのために保障を受けられますが、優先すべきは目の前の生活です。
生活が苦しくなるほどの保険料支払いはおすすめできません。そのため、「本当は積立型に加入したいけど…」という人も、家計が圧迫するのであれば掛け捨て型へ加入しましょう。今後、余裕ができた際に積立型への加入を検討すれば良いためです。
一定期間のみ保険を充実させたい人
一定期間のみ保障を充実させたい人も、掛け捨て型への加入がおすすめです。掛け捨て型は、安い保険料で手厚い保障を受けられるのが特徴です。
そのため、たとえば「子どもが独立するまでは手厚くしておきたい」「働いている間は、もしものときのために手厚くしておきたい」といった人に向いています。また、積立型で保障を受けつつ、一定期間のみ掛け捨て型で手厚く保証するといった方法も有効です。
積立型保険と掛け捨て型保険、損得勘定のみでは決められない
積立型と掛け捨て型、どちらが損をしないのか一概に言うことはできません。たとえば、積立型に加入して毎月高い保険料を支払っている人が、保険加入後間も無くして保険金支払い事由が発生したとしましょう。
これまで高い保険料を払っていたにもかかわらず、実際に受け取れる保険金はわずかであるため、「損をした」という見方ができます。一方、掛け捨て型の場合は安い保険料で高額な保険金が受け取れるでしょう。そのため「得をした」という見方ができます。
上記のように、いつ保険金支払い事由が発生するかという不確定事実によって損得が分かれるため、ある意味ギャンブルに近いです。損得勘定のみならず、今回紹介した内容を踏まえ、加入先を検討されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、積立型保険と掛け捨て型保険それぞれのメリット・デメリットとや向いている人の特徴について解説しました。
積立型保険は保険料が無駄になることはない一方で、保障内容が掛け捨て型と比較して劣ります。一方、掛け捨て型は保険料が安く、手厚い保障を受けられる一方で、保険料が無駄になる可能性がある商品です。
それぞれ異なるメリット・デメリットがあるため、どちらに加入すれば良いか悩んでいる人も多いでしょう。どちらが良いといった正解はなく、各世帯に合った保険商品へ加入する必要があります。
今回解説した内容を踏まえた上で、今後加入する保険を検討されてみてはいかがでしょうか。また、保険だけでなく、お金に関する知識をもっと知りたい方は是非無料セミナーに参加してみてください。
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この記事を書いた人
ライター
林 裕二(はやし ゆうじ)
2018年にFP2級技能士。金融系WEBライターとして活動。数多のメディアで金融系記事執筆や監修を担当し、読者のお金の悩みに寄り添ってきました。現在も人々の生活に関わる「お金」や、家計の「借金問題」などをメインとしながら記事執筆を行っています。
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