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マッチングアプリ実録!国際派ロマンス詐欺に気を付けて
「恋は盲目」という言葉があるように、恋愛にのめり込んでしまうと、それ以外のことが見えなくなったり、冷静な判断ができなくなってしまう人も少なくありません。
このような当たり前の文章を書いているアラフォーライターの私も、20代の頃は恋愛に対して、かなり前のめり。ズブズブと泥沼に埋まっていました (ひどくてすみません)
人間の恋愛感情を巧みに利用して、お金をだまし取るのが、結婚詐欺やロマンス詐欺と言われる犯罪です。最近増えているのが、ロマンス詐欺に「国際派」の3文字がプラスされた、実にグローバルな詐欺。国際派ロマンス詐欺です。
ロマンス詐欺と聞くと、男性が女性を騙すというイメージを持たれる方も多いでしょうが、最近は、女性が男性に仕掛けるロマンス詐欺も増えています!
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目次
この記事はこんな人におすすめ
- マッチングアプリを利用している
- 外国人が好き
- 積極的な押しに弱い
- 恋人募集中
- マッチングアプリ初心者
- これまで外国人とあまり関わったことがない
国際派ロマンス詐欺とは?
ロマンス詐欺とは、恋愛関係であることを悪用して、相手によくないことを仕掛ける詐欺のことですが、「国際派」という3文字がプラスされると、外国人によるロマンス詐欺になります。
自分は騙されることがないと思っているあなた!恋愛感情が絡むと絶対に大丈夫なんてことはありません。それくらい、誰かを好きになるって素敵なことでもあり、恐ろしいことでもあるんです!
アラフォーライターである私、なぜか勝手に力がはいっているのは気のせいです・・・。
どうして騙されちゃうの?2つの理由
男性、女性に限らず、国際ロマンス詐欺に騙されてしまうのはなぜでしょうか?
8カ月間、アメリカのボストンに留学していたアラフォーライターのつたない恋愛事情も含めて、個人的に考えてみたところ、2つの理由が思い当たります。
理由1.コミュニケーションに対する文化が違うから、勘違いしがち
そもそも、日本人と外国人のコミュニケーションに対する文化の違いがあります。
マッチングアプリで出会ったアメリカ人とお付き合いしている女友達は「びっくりするくらいに、毎日アイラブユーと言ってくる」「スキンシップがすごい」と言っていました。
もちろん個人差があると思いますが、男性も女性も日本人に比べて、外国人のコミュニケーションは実に積極的!留学中、私も「キュート!」と連発されて、勝手にニヤニヤしていました。
とりあえず、1日に何度も「アイラブユー」と言われて嫌な気持ちになる人はいないですよね。
ましてや、頭をくしゃくしゃっと撫でられたり、肩をギュッと抱くようなスキンシップを当たり前のようにされれば、ドキドキしてしまいます。
日本人とお付き合いするときには感じられないような刺激を受けて、つい舞い上がってしまうことも、国際派ロマンス詐欺に引っ掛かってしまう要素の1つだと考えます。
理由2.正直、何を話しているか分からない
日本人とお付き合いするのと、外国人とのお付き合いで最も違うのは、母国語です。
日本語がペラペラの外国人の方もいますが、中には全く日本語が話せない?(または、話せないふりをしている)外国人の方もいます。
この母国語の違いを悪用して、国際派ロマンス詐欺を仕掛けてくる詐欺師も多いです。
<リアル実録まとめてみました>
・英語でバーッと一方的にしゃべり倒して、最後に「OK?」だけをゆっくり言ってくるので、英語が不得意な私は、ただ「OK」と答えるしかなかった。
・英字の資料を持ち出されて、ここにサインしてという仕草をされたから、名前を書いてしまった。
それがただの外国人にいきなり言われたのであれば怪しさ満点ですが、それまでに何度もデートを重ね、少しでも恋愛感情が芽生えていたら・・・どうでしょうか?
アラフォーライターの私が同じ状況に置かれたら、喜んで満面の笑みで「OK」とこたえてしまいそうです。
国際派ロマンス詐欺の典型的な手口は4種類
国際派ロマンス詐欺の典型的な手口は、4種類。
アラフォーライターの私も、外国人男性の魅力にコロッとやられてしまう傾向があるから、自分への戒めとしても書いていきますね!
手口1.異国からプレゼント贈るから受け取って詐欺
これは、インターネットで検索した情報なのですが、都内在住の女性が「異国からプレゼント贈るから受け取って詐欺」に見事に引っ掛かってしまったとのこと。
マッチングアプリを通してイギリス人の男性と親しくなった彼女は、何度もメッセージのやりとりをしたり、ビデオ通話を重ねる中で、すっかり彼を信用しきっていたようです。
その中で「今は実家にいるんだ。君にすぐに会いに行けない代わりに、君にプレゼントを贈るよ」と言われた彼女は、プレゼントが届くのを心待ちにしていたそうなのですが・・・。
なかなか届かないプレゼントを待っていると、税関の担当者から「税関を通すためには、●万円振り込んで頂けなければなりません」とのメッセージが届いたそうです。
好きな人からのプレゼントの中身、すごく気になりますよね!
また、お金がかかるからと受け取りを拒否することも出来ずに、指定されたお金を振り込んだそうなのです。
なんと、そのプレゼントの中には「小切手」が入っていて、その小切手の金額まで振り込む義務があるということでした。
びっくりですよね!さまざまな詐欺がありますが、ロマンス詐欺って残酷だと思います。
だって、お金をだまし取られるだけではなく、純粋な恋心まで一瞬にして奪われてしまうんですから。
本当に、たちが悪い。
手口2.一緒に儲けて幸せになろう投資詐欺
もう、これも原稿を書く前から、イライラします!
ロマンス詐欺の決め文句の1つに「一緒に」「ふたりで」「手を取り合って」などと、運命共同体を匂わせるワードがあります。
好きな人から、このようなワードを連発されたら、誰だって嬉しいですよね?
好きな人と一緒に、お金を稼いで幸せになるなんて・・・理想です。
リアル実録として、マッチングアプリで知り合った外国人と親しくなり、体の関係まで発展した直後に
「100万円でもっとビッグを手に入れよう」と誘われたという女友達がいます。
彼女は「もっとビッグってなに?」と、冷静にはねのけることができたそうなのですが、彼女のように全員が詐欺をかわすことができるとは限りません。
いきなり大きな声を出されたり、日本語以外の言葉で罵倒されたりすると、怖くなって受け入れてしまうこともあるでしょう。
一緒に投資をして幸せになろうと言ってくる人より、投資で成功させて君を幸せにすると言ってくれる人の方が、まだマシな気がします(笑)
手口3.人生のパートナーになろう結婚詐欺
最近マッチングアプリを利用し始めた女友達は、外国人が好きで、比較的外国人の人が多く利用するようなアプリを狙って登録していました。
「私は、外国人に慣れているから大丈夫」と意気込んでいましたが、登録すると、いろんな人からメッセージが来るので、ワケが分からなくなると言っていました。
結論からお伝えすると、女友達は引っ掛かってはいません。
しかしながら、国際派ロマンス詐欺を疑うようなメールが何度か来ていたということです。
女友達は、こんなことを言っていました。
「最初からいかにも騙してくる方が、まだタチがいいわ。散々やりとりした後に、しれっと甘い言葉で騙そうとしてくるのが腹立つ」と言っていました。時間の無駄ということです。
彼女曰く、いとも簡単に「人生のパートナーになろう」「一緒に人生を歩もう」と言ってきた後に、必ずそのためには「お金」が必要だとも言ってくるそうです。
彼女はもともと、高学歴・高収入にしか興味がない女性なので「たっぷりとお金を蓄えてから、私を口説いてほしい」という強気のタイプ。
当然のことなら、国際派ロマンス詐欺の手口には引っ掛からなかったということです。
手口4.同情を誘ってお金を振り込ませる詐欺
アラフォーライターは女性なので、ここまでのお話はどうしても、日本人女性が外国人男性に騙されるシチュエーションになっていました。
でも、当然のことながら・・・その逆パターンもあります!
むしろ、女性詐欺師の方が、えげつないかも(笑)
恋愛にあまり慣れていない男性の同情心をくすぐるような、ちょっとかわいそうなエピソードを散りばめて、ロマンス詐欺を仕掛けてくるのです。
例えば、こんな感じです。
- 母国の兄弟がろくに食べることもできないでいる。何か食べさせていあげたい。
- 遠い異国に住む父親が入院している。お金がない、体を売って稼ぐしかない。
- コロナの後遺症で働けない。生活費がなくて困っている。
- 親の借金を肩代わりしている。お金がない。
ハッキリ言って、よくあるフレーズですよね。
でも、少しでも恋愛感情を抱いている人から言われると「俺がなんとかしてあげなきゃ」「助けてあげたい」という気持ちになってしまう人もいるでしょう。
人間の同情心や親切心を悪用して、指定の口座にお金を振り込ませるなんて、あくどい手口ですよね。
マッチングアプリのロマンス詐欺を見破る!
マッチングアプリが男女の出会いとして、たくさんの人々に利用されている現在、注意深く利用していないと痛い目に遭うことも少なくありません。
最後に、マッチングアプリでロマンス詐欺を見破るポイントを、リストアップしてみます。
- いかにも、美形の写真。明らかに、加工した写真を使用している。
- 距離の近づけ方が異様に早い。やりとり開始して数日後にプロポーズなど。
- 「君だけ」「あなただけ」とすぐに特別感を出してくる。
- 会ったこともないのに「愛している」「大好き」を連発する。
怪しさ満点ですが、かっこいいor かわいいアカウントの画像の人から、甘い言葉を連発されれば
少しの気のゆるみで騙されてしまうこともゼロではありません。
アラフォーライターも外国人の積極的なスキンシップに、コロッとなってしまいがちですが、皆さんも気を付けていきましょう。
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この記事を書いた人
ライター
YURI(ゆり)
大学卒業後テレビ局に就職し、9年前にフリーのディレクター・ライターとして独立。HP・動画制作、写真撮影など、数々の企業・個人事業主のご依頼を受けている。現在、3人の子供の子育てと仕事の両立に悪戦苦闘中。保有資格:防災士・防災介助士・消防設備士・一般毒物劇物取扱責任者、SNSマネージャー
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